【第4回】アスリートにとって血液検査はどのように活かすことができるのか?

                2021.04.26

第4回アーゼライトweeklyトーク(2021/03/22)の内容を文章要約でお伝えします。

トーク動画は記事の最後にあります。

アーゼライトweeklyトークとは ?
毎週月曜日の20:30から専門家の方をお呼びして健康やスポーツに関わる情報を皆さんとシェアする会です。気軽に情報を得る学びの機会にしてください。

トークークテーマ
アスリートにとって血液検査はどのように活かすことができるのか?
■ファシリテーター
株式会社サモリット 中出(なかで) 詳しく見る▼

株式会社サモリットは、アーゼライトというプロバイオティクス酵素サプリメントの製造販売をしております。それ以外にも、アスリート向けの体づくりやスポーツ栄養に関する情報配信メディア「アスリートコレクション」の運営を行っていたります。

■ゲストスピーカー
管理栄養士
佐藤彩香(さとうあやか) 詳しく見る▼

・チームサポート
中央大学 競泳部、HONDA(実業団チーム) ソフトボール、東光教育センター 競泳、チーム今治 サッカー、東京朝鮮高校 ラグビー、武蔵大学 アメリカンフットボール

・個人サポート
陸上長距離選手、ダンサー、野球選手など

アスリートにとって血液検査はどのように活かすことができるのか?

自分の感覚的評価と客観的数値的評価を見ていくことに関して、身長や体重だけでなく、体の中の状態を把握する目的としての客観的評価として血液検査をどのように活用することができるのか?というのを佐藤彩香さんにお伺いしてみた。

佐藤彩香さんがサポートされている選手の中では血液検査をしているアスリートは割合としては少ないが、年々その割合は増えている

その背景には、血液検査は体を見える化ツールの1つとして、サポートしている選手にお話をしているので、社会人、トップアスリートになるにつれて、体づくりの判断材料の1つとして取ってみたいという選手が増え始めている印象を持っているとのこと。

どういう目的で血液検査をとっているのか?

問題や悩みの原因特定の目的として活用

例えば、
疲労が抜けない選手が、血液検査をしてみたところ貧血であったことがわかった。
その後食事で貧血にアプローチをし、経過観測でも血液検査データを活用して、結果が出ているかを確認する目的でも使用。

自分の体の見える化ツールとして活用

年に2−3回自分の体を見える化をして自分の体を知っておく目的としても活用できる。
メディカルチェックとしてのツールにも。

血液検査で様々なヒントを得ることができる

血液検査は栄養状態の判断材料の1つとしても活用できる。

例えば、

筋肉の炎症の値を見ることで、疲労状態の確認指標にできたり、免疫の確認指標など、いろんなヒントが血液検査には隠れている可能性がある。

数字で見た時に足りない部分が明確にでき、やる理由が明確になるため、選手が取り組むための背中を押しやすくなる。

選手としても取り組みの変化が数字で確認できるので、体感として出ていないくても効果が数値で確認できれば、取り組みのサポートになる。

チェックの要素としての血液検査

佐藤彩香さんがサポートされているチームの中には、月に1回血液検査を実施して、年間12回確認して変動をチェックする取り組みをしているチームもあり。

月1回くらいやっていくと、ドクターさんとトレーナーさんと連携して、時期と個人の特徴をみて、選手へ介入できるため、改善や準備がしやすくなる。

月に1回は予算的な側面や選手のストレスにも関わってくるので、年に2−3回をベースでチェックの要素として受け始めるのは良いのではないかとのこと。

血液検査を実際に取得する際のポイント

何を解決するために血液検査の取得するのか
目的を事前に栄養士さんやスポーツドクターと相談した上で必要な数値を血液検査で取得するようにする。

◆必要な指標が取れる血液検査であるか?
一般の血液検査項目(健康診断のような)では項目が少ないため、必要な指標が取れる血液検査である必要がある。

様々な測定装置あるが他にも活用している数値はありますか?

リブレによる血糖値の測定

近年、血糖値を測定している選手が増えてきている感覚がある。血糖値の上昇と減少によって、疲労感などがリンクするケースが見られたりする。

また、血糖値スパイクの出方にも個人差があり、血糖値コントロールができるとコンディションが良いという選手が多い様子血糖値スパイクが起きると体への負担も大きいので、自分が血糖値スパイク起きやすい食事は避けるなど、コンディショニングにつながっている。

遺伝子検査について

遺伝子検査の種類にもよるが、セロトニンの分泌のしやすさビタミンDの吸収のしやすさを確認ができたりする。

この辺は、食事で介入できそうな部分があるので、こういった指標は活用したりしている。

検査キットの課題

検査結果が出た後の行動変容までの落とし込みができなければ、やって知って終わりになるので、知るだけでなく、行動に起こせるようなフォローアップがなされる必要がある。

まとめ

◆血液検査の活用方法

・原因特定のための血液検査

・チェックとしての血液検査

 

◆血液検査を取り入れる際のポイント

スポーツドクターや栄養士さん、トレーナーさんと相談の上、どの数値をとるのかを確認した上で、血液検査を実施していく。

その上で、結果を加味して行動変容に落とし込んでいけるようにしていくことが大切。


以上、今回のトークライブでの学びを要約してご紹介しました。

ライブ動画では、質疑応答シーンも含まれておりますので、是非ご覧ください。

◆アーゼライトweeklyトーク過去配信記事はこちら

ASE 編集部

株式会サモリット/ ASE Online Store

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